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阪堺モ161形(再)

再作成 (2003/10/13)

この形式は既に1度作成しています。CADによる展開図、屋根両端部やバンパー等のキャスト原型など前作のものがそのまま流用できますので、工期はその分短くて済みます。

箱組み (2003/10/13)

箱組みを終えたところ

箱組みを終え、別パーツのペーパールーフとキャストによる屋根先をつけたところです。この段階での前作との違いは紙の厚み、側面と前面の角の取り合い、キャストの材質、ランボードの取付方法です。用紙はバロンケントt0.17mmからエクセルケントt0.15に変えています。側面と前面の角は箱組みのところで紹介したように鍵型に加工しています。キャストは無発泡ウレタンからエポキシ系接着剤に変えています。また、ランボードは屋根に載せて接着する方法から、屋根に穴を開けて足を差し込んで裏から接着する方法に変える予定のため穴の位置をけがいています。

前照灯、足止めの取り付け穴の位置は、予め原型に目印を打っておくことでばらつき防いでいます。キャストで複製したら目印の位置にピンバイスで穴を開けます。

下地処理 (2003/10/14, 2003/10/19改訂)

下地処理

サーフェーサを吹き付けた後、継ぎ目をエポキシパテ代わりに表札用エポキシ系接着剤で埋めて研磨したところです。

サーフェーサは、今までの工作の経験で塗膜を薄くするほど本塗装後の表面が平滑になると感じましたので、凹凸を発見できる程度に控えめに使用ています。研磨にはやすり・紙やすり・カッターナイフ・キサゲを場所や凹凸の程度によって適宜使い分けています。

表札用エポキシ系接着剤は通常のエポキシ系接着剤と異なり肉盛りができます。30分程度で切削できますので、エポキシパテより硬化が早いようです。

奈良電鉄デハボ1200/クハボ600ではこの後ベースホワイトを吹き付けて失敗したのです。下地処理については色々な方法を模索している状態で、まだ標準的な方法が決まっていません。

雨どい、シル、ヘッダー取付 (2003/10/19)

雨どい、シル、ヘッダー取付

雨どい、シル、ヘッダーを取り付けには、従来サーフェーサを接着剤代わりに使用していましたが、今回は低粘度瞬間接着剤を使用しました。従来は角の部分では接着剤が硬化する間車体に密着させるのが難しく油断するとすぐに浮いてしまったのですが、瞬間接着剤を使った場合は硬化するまでの少しの間、ピンセットなどで浮かないように押さえておけばよいだけです。低粘度タイプを使用したのは接着剤が紙にしみこみやすく、はみだしが少なくなるためです。それでも量が多すぎてはみだした部分がありました。もう少し慣れが要るようです。仮止めにはセロテープを細かく切ったものを使っています。慎重に位置決めしなければならないので根気の要る作業です。

右の写真は取り付け後にホワイトサーフェーサを吹き付けたところです。

床板、台車、パワートラック (2003/10/22)

床板、台車、パワートラック

動力はだるまやのパワートラックセットブリル77Eと天賞堂キドマイティーを使用します。床板はペーパー車体では一般的な厚み3mmの木製のものを使用するとパワートラックと干渉してカーブが曲がれなくなるので厚み0.8mmの真鍮板を使用しました。床板のねじ穴やパワートラックの穴は予めCADで作図してプリンタで紙に印刷し、真鍮板に貼り付けて加工しました。だるまやのブリル77Eは台枠とセンターベアラーが半田付けされていてマスキングが難しいため、台車の塗装は筆塗りで行う予定です。ウェイトは、車内が狭いためカワイモデルの路面電車用を半分に切って動力台車の前後に載せます。

車体塗装 (2003/10/28)

塗装

阪堺オリジナルの塗装は窓下の2本の白帯が非常に細くマスキングに苦労させられます。今回はクレオスのマスキングゾルを使ってみましたがこれが失敗でした。白を塗装後マスキングゾルを塗り、塗り分け線に沿ってカッターナイフで切り不要部分をはがした後、緑を塗装しました。このとき緑の塗料をシンナーで薄めすぎたこともトラブルの原因かもわかりませんが、マスキングゾルがふやけてしまったのです。マスキングゾルを剥がすことにも手間が掛かりました。テープだと一箇所引っ張れば他の部分も付いてきますが、マスキングゾルでは引っ張ると切れてしまうので何度も引き起こさなければなりませんでした。

ふやけたマスキングゾルの下からしわになった白帯が出てきました。ペーパー車体ではシンナー浸けにすることもできず、しわを紙やすりで削ってから面相筆で塗りなおす方法で修正しました。

屋根塗装 (2003/11/05)

屋根塗装

屋根を塗装しました。写真は仮にパンタグラフを載せた状態です。塗料はタミヤの水性アクリルを使って艶を抑えました。塗膜があまり丈夫でないのが欠点です。

車番はクリアデカールにMDプリンタで印刷したものです。バンパーは取付座と一体成型のウレタンキャストです。

ランボード (2003/11/09)

ランボード

前回の奈良電鉄ではランボードの脚は真鍮線を曲げて作ったのですが、今回も同じようにしたところ、何箇所かぽろぽろと脚が外れ接着が弱い感じです。原因は突き止めていませんが、より確実な方法をとったほうがよいと考えて、面倒ですがケント紙を切り抜いて脚を作りました。ランボードの方には脚がすっぽりはまるようにスリットをつけた紙で裏打ちしています。瞬間接着剤で脚を取り付けると同時に、全体に含浸して強度を上げています。

屋根に開けた真鍮線を差し込むための穴は、せっかく開けたのですが脚の取り付け位置の目印としてしか使いません。ランボードの取り付けは今後の課題として残りそうです。

完成 (2003/11/15)

完成

完成しました。

旧作に比べて車体に使用する紙の厚みを薄くしたのが効いているようで、扉などの段差がオーバースケール気味だったのが解消されているように思います。