安全衛生
模型を作成するとき接着剤や有機溶剤などいかにも体によくなさそうな物を扱うことになります。職業として扱うのに比べれば量的にも時間的にも小さい物ですが、少しずつ体が痛んでいくと言うこともあるので、わずかなことですが対策しています。
硬化前のエポキシ系接着剤はかぶれることがあります。最初はかぶれなくてもある時期からかぶれるようになることは、花粉症の例を考えてもありそうなことです。接着剤が手につかないように作業するのは難しく、気がついたら付いていたいうことがよくありました。そこで合成ゴムでできた手袋をホームセンターで入手して接着の際にはめています。天然ゴムの手袋もありますがこれもかぶれる可能性があるので敬遠しました。
同様に塗装で有機溶剤を扱う際にも手袋をはめるようにしました。溶剤で手袋が溶けてしまわないかとも思いましたがそのようなことはありませんでした。
塗装は以前は室外で行っていましたが、雨・風・湿度の影響を受けやすく塗装できる日が限られてしまうので室内で行うようになりました。当初は換気などの対策をしていなかったため、溶剤のにおいが部屋中に充満しました。これでは体が持たないので段ボールで作ったブースと壁に付けた換気扇をアルミパイプをつなぎ、排気するようにしました。ブースから塗料や溶剤が漏れることはありますのでもう一つ部屋に換気扇を付けています。この対策をしたおかげで部屋ににおいがこもることはなくなりました。
下地処理で研磨の際に粉塵が飛びますので換気扇で排気する対策とともに、マスク・ゴーグルをはめて目や呼吸器を保護しています。
2006/6/19 初稿 2006/07/12 改訂