床板(真鍮加工)
ペーパー工作では床板を木製にすることが多いようですが、動力が金属床板を想定していたり、床高さの低い車輌に木製を使うと勾配でボギー台車の車輪と干渉したりといった理由から、私の場合はt0.8の真鍮床板を使っています。
床板にはモーター穴や各種ビス穴を空ける加工が必要です。
- 床板外形と穴空け位置をCADで作図
- 紙に印刷してテンプレートを作成
- 床板用の真鍮板に両面テープで貼り付け
- ボール盤で丸穴空け
- 糸鋸でモーター穴空け
丸穴は金工用ツイストドリルをボール盤に取り付けて空けます。手回しドリルではとても時間が掛かります。
糸鋸にはバローベの替刃を使用しています。切りやすいと思います。ただ左右のバランスが悪いのかまっすぐ切れずに歪んでいきますので、常に修正しながら切り進まないといけません。
ウェイトが必要な動力車は下地処理前にエポキシ系接着剤で接着します。
エッチングプライマーで下地処理し、ラッカーで塗装します。
床板と車体は車体側井桁板にボルトを取り付け、床板側からナットを取り付けて、下からナット回しで固定します。
2008/5/18 初稿