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切り抜き

レーザーカットのおかげで切り抜きの手間は大幅に減りましたが、現時点ではカッターナイフによる切り抜きが全くなるなるわけではないのでそれについて私の工作法を紹介します。

使用しているものはカッターナイフ・カッティングマット・透明アクリルの定規です。カッターナイフは刃の角度が30度のものを使用しています。透明の定規を使っている理由は罫書き線が隠れず見やすいからです。

プリンタによる罫書きが終わった用紙をカッティングマットに載せます。直線の場合定規を使います。罫書き線が垂直になるように用紙を置き、線に定規を合わせ、カッターナイフの刃を定規に沿わせます。そして切先(きっさき)を罫書き線に合わせ定規の位置を調整します。切り始め・切り終わりの両方で合わせると正確に位置が決まります。奥から手前にカッターナイフを引いて紙を切ります。このときカッターナイフが左右にぶれないように、奥と手前で刃をあてる角度が狂わないように気をつけます。厚い紙は一度に切らずに何度かに分けて切ります。窓や扉は手前の隅が切れずに残ることがあるので、切り終わりの部分でカッターナイフを垂直に立てます。切った後、罫書き線のインクが両方に分かれるのが理想ですが、インクが片方に寄ってしまった場合でも罫書き線と切断した線が離れていなければOKとしています。窓桟は幅が狂わないように特に注意が必要です。0.1mm狂うと印象が変わってしまいます。曲線の場合は定規を使わず罫書き線からはずれないように注意しながら刃を進めます。円・フィレットは径が合えば伊勢型紙の錐を使います。

切り抜きの順序は窓や扉を先にして、外周を後にしています。先に外周を切ると端の方の窓などが切りにくくなります。

正確に切れると気持ちの良いものです。私の好きな作業の一つでしたがレーザーカットの誘惑には勝てませんでした。

2007/11/27 初稿