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塗装用コンプレッサの脈動対策

スプレーワークの脈動対策

吹き付け塗装には田宮模型のスプレーワークを使用しています。スプレーワークのコンプレッサはエアーが脈動することや音が騒がしいことが欠点で、今となっては他のものに比べ見劣りしてしまいます。吹き付け塗装では1回の吹き付け量が多いと塗料が垂れ、少なすぎると塗装面がざらざらになる傾向があるようですが、脈動することで吹き付け量の調整が難しくなります。私の場合はこの調整がなかなかうまくいかないのです。

そこで脈動対策としてコンプレッサとエアブラシの間にチャンバーを入れてみました。チャンバーは使用済みPETボトルを利用しています。その結果はことのほか良好で、脈動はなくなり滑らかに霧が出るようになり、垂れずざらざらにならない吹き付け量を簡単にキープできるようになりました。また音が静かになる効果もあるようです。費用も掛からず、改造に大した手間も掛からないのですが、使用感は明らかに改善します。

なお、PETボトルが空気圧のため破裂することも考えられますので実施される方は自己責任でお願いします。エアーホースを踏みつけたりするとPETボトルに異常な空気圧が掛かります。

2002/10/6初稿 2002/10/7改訂