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色あわせ

マイナーな車輌を工作の題材にすると、それにあった鉄道調色が販売されていないことがあります。すると販売されている調色の中で近似色を探すか複数の色を自分で調色することになります。そのときに何を基準に色を合わせればよいのでしょうか。

インターネットを探すと実物写真を掲載しておられるサイトが見つかります。天候・時刻・カメラの性能・車輌の退色度合いなどさまざまで同じ車輌なのに異なる色で映っています。以前はなるべく多くの写真を見て参考にし平均的なイメージをつかんで模型店に向かい調色の中で合ったものを探していました。しかしこの方法では記憶を頼りにしますのであまり当てになりません。

そこで塗料の色見本帳を持って実物車輌のある場所に出向き、直接塗料の部分にあてがって近似色を探し出し、今度は模型店で色見本帳と塗料のふたにある色見本を合わせる方法にしました。この方法であれば比較的簡単に近似色を見つけることができます。近似色がなければ調色することになりますがそのときにも色見本に合わせるとよいのでより正確に調色できるでしょう。

色は面積によって感じ方が異なるようで、小面積になるほど暗く、くすんだ色に感じるようです。また色覚恒常といって記憶に残っている色は夕焼けの下でもその色に感じる性質があります。色あわせでは面積の影響を受けないように色見本帳に付属しているグレーの型紙の窓を使って見本と実物を比較します。

鉄道調色はラッカーではマッハ模型・日光モデルから、プラスチック用アクリルではグリーンマックスから出ています。

色見本は社団法人日本塗料工業会2009年E版 塗料用標準色(ポケット版)を使いました。

実物車輌の色あわせをされる場合には、他のお客さんに迷惑にならないような駅や場所を選ぶ、駅員に声をかけるなどトラブルにならないように自己責任でお願いします。

2010/7/29初稿