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キハ41000 工作

工作の前に (2003/03/18)

キハ41000の一族はエンジンによってキハ41300(キハ04)・キハ41400(キハ05)・キハ41600(キハ06)と形式が分かれていますが、パーツ入手の関係から実車に従ってエンジンを作り分けるのが難しいため、ここでは特定ナンバーではないキハ41000としてつくることにします。色は黄褐色と青です。

工作上難しいのは動力化で、軸距離22.5mmの台車を使うため天賞堂のパワートラックを使うことができません。フクシマ模型のF1ギアで1軸駆動にするか、キハ06の動力が分売されるのを期待することになりそうです。

また連結器の取り付けも課題です。実車では連結器が胴受けなしで直接車体に固定されていて、これを再現すればカーブのきつい模型では実用になりません。連結機能と外観の折り合いをどうするか考えなければなりません。

そのほかに特に難しいところはなく、特徴ある前面の4枚窓や客扉間にずらっと並んだ窓はペーパーの特性を生かして貼り重ねによる繊細な表現ができそうです。

切り抜き (2003/12/28、2004/01/05改訂)

切り抜き

動力についてはフクシマ模型からFM22.5が出るとお返事を頂いていますのでそれを信じて車体の切抜きを開始することにしました。

従来は車体の補強のためエポキシを含浸していましたが、硬化時間が長く手間隙が掛かるため、今回は瞬間接着剤を使いました。瞬間接着剤はゼリー状のものではなく低粘度のさらさらタイプを使用しました。扉や窓の切り口から面白いくらい紙が接着剤を吸っていきます。しかしこの方法では全体を補強するのが難しいため、箱組み前にサーフェーサを塗る予定です。このような用途で瞬間接着剤を使用するときは量が多いので換気に気をつけないと目がちかちかしてきます。私は扇風機も併用しています。

従来窓枠は内張り一体で構成していましたが、狭窓の繊細さを表現するため、窓枠部分を内張りとは別にt0.10mmの薄い紙を使用します。外張りはt0.12を使用しています。